禅問答LIVE PAINT 舞禅/2月17日 空
禅問答LIVE PAINT 舞禅
2月17日 空
絵師/東學 舞描/鉄秀
※最終日はあえてゲストを招かず
“空”を東學 鉄秀にて問いかけ絵描きます。
空(仏法で言う、"死んでいる間"、"宇宙にとけ込んでいる間")
禅問答ライブのテーマは数年前から中空。互いの異論と許容の激しい揺らぎから生じる双方の中心にある中空とは?を創作してきました。
舞禅、最終日の“空”は中空より更に深く壮大で掴みどころがなく、、、。
東學、鉄秀 が“空”をいかに感じているかを記載します。
東學
空はそこに何も存在しない。
存在している無の物語がある事を証明するために何かを描く事が正しいのか。
何も描かないのが正しいのか。
とりあえず舞禅最終日『無』を描いてみる。
鉄秀
10数年前に死ぬかも?と言う経験があり、、何も感じず全てがあるような不思議な体験でした。
仏法で言う始まりと終わりの繋がりがリアルにあるのを感じ。
あれが空だったのかもしれません。
あの場所を空とするなら、そこに自分の真実があり、しかし そこに至る狂気や、真実から逃げたり、近づいたり、知らんぷりしたり、着飾ったり、情けなく生き足掻いている今があります。
逃げるが生きる⁈かも しれません(笑)。
もっと昔に遡ると、幼い頃は誰とも交流できず、ひとり空の中で絵を描いてたように感じます。あの頃のように空を遊べたら、、と想いながら描きます。
photo by 伊東俊介
東學 プロフィール
京都生まれ、墨絵師。日本の演劇・舞台シーンにおいて数多なるポスターデザインを手がける。扇絵師であった父・東 笙蒼のもと幼い頃から絵筆に親み、14才から3年間、米国留学。『フランス人形』はニューヨークメトロポリタン美術館永久保存。
テーマは一貫して「女」。その純日本的な血から生み出される「墨画(bokuga)」
東の編み出した「墨画(bokuga)」には、伝統的な水墨画などに見られる“ぼかし”などの墨の濃淡なく、極細い筆先から生まれる「線」だけで表現。2003年、ニューヨーク『MEGU』装飾画として、遊女二十体を描いたのを皮切りに数多くのファンが生まれ、2007年には初の墨画集『天妖』(PARCO出版)を刊行。現在、日本を拠点に年2~3回のペースで展覧会を開く。
鉄秀 プロフィール
描く行為が舞踏家のようであることから“肉体の動”で描く行為を舞描(ぶびょう)とし創作。
2010年 EGGORE結成。
2015.6 EGGORE『ネリヤカナヤ』イギリス公演 /英国・セインズベリー日本藝術研究所奨励/助成 笹川財団。
2016.11 EGGORE『ネリヤカナヤ』大阪芸術創造館
助成/アーツサポート関西。
2016年より東學×鉄秀禅問答LIVE PAINTを再開。
2019年 2月 禅問答LIVEPAINT
「舞禅」主催 助成/芸術文化推進基金.アサヒグループ芸術文化財団
※ “肉体の静”とし人拓点描画を制作。
公演仔細↓
禅問答ライブペイント『舞禅』 鉄秀 | TPAM2019
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